2016年の4月に起きた熊本地震。
熊本や大分を中心に相次いで発生した地震で震度7を観測し、ご存知の通り、熊本城の石垣が崩れるなど、甚大な被害を及ぼしました。
お城の石垣が崩れた映像は、すごくショッキングでしたよね。
先日、復興が進む熊本城へ行ってきました。
2019年10月からこれまで立ち入り規制されていた区域の一部に入場し、天守閣の様子をより近くから観覧できるようになってきています。
(特別公開の第1段では工事の行われていない、日曜・祝日に公開となっています。僕が訪れたのは土曜だったため、この公開エリアへ進むことはできず…。残念。)
写真を見ながら、今の様子を少しお伝えしたいと思います。
ニュースで伝えられている様子は、ほんの一部。
実際に訪れてみると、お城のメインの石垣とは別のいたるところで石垣が崩れていて、それ以上崩れないようにコンクリートのようなもので補強がされている箇所が多くあります。まだまだ完全復旧には時間がかかりそう。
2019年10月から特別公開されているエリアは、工事をしている平日や土曜日は入ることはできません。最新の公開スケジュールは公式ウェブサイトで紹介されています。
天守閣の復興の様子や、今のお城の様子を一番かっこよく見ることができるのは、熊本城の脇にある、「加藤神社」から。
お城の周りでは復興のための募金活動をされていました。
その中で、1000円以上の募金すれば、地震で崩れた天守閣の瓦を返礼品として渡されている取り組みをされていました。
お城の天守閣を守っていた実際の瓦。
城好きにはたまらない返礼品ではないでしょうか!
確実に復興は進んでいるけど、まだまだ時間がかかりそうです。
震災の被災地はニュースで伝えられている様子だけでなく、実際に訪れて生の様子を直接感じることが、震災の被害を風化させないために一番良いのではないかなと思います。自分にできることは小さなことですが、復興のために協力できることはしてきたいなと改めて感じました。
熊本城へのアクセスは市内を周遊しているバスの「しろめぐりん」が便利。
↓ブログ村に参加しています